宅配ボックス付きの賃貸物件について!種類や利用時の注意点についても解説

最近では、外出中でも荷物を受け取れる便利さから、宅配ボックス付きの賃貸物件を選ぶ人が増加傾向にあります。
再配達の手間が省けるなどの利点がある一方で、利用ルールや設置費用に関する注意点も存在します。
とくに、共有スペースであることから、住民間での使い方やマナーがトラブルの原因となるケースも見られるでしょう。
この記事では、宅配ボックス付き賃貸物件のメリットやデメリット、ボックスの種類について詳しくご紹介いたします。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
都内の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件に設置されている宅配ボックスのメリット

インターネット通販の拡大に伴い、需要が高まる宅配ボックス付き賃貸物件は、一人暮らしや共働き世帯にとって便利な設備です。
また、日中の在宅時間が限られるテレワーカーや単身赴任者にも恩恵が大きく、導入する物件が増えています。
以下では、宅配ボックスの主なメリットについて詳しく解説いたします。
不在
宅配ボックスの最大の利点は、不在時でも荷物を受け取れる点です。
仕事や外出で家を空けがちな方は、再配達を依頼する必要がなくなり、配達時間に生活を合わせる負担を軽減できます。
また、受け取りは帰宅後や都合の良いタイミングでおこなえるため、時間を有効に使える点も特徴です。
宅配ボックスには、一定時間で自動ロックが解除されるタイプもあり、回転率の高い仕様であれば複数の住民が円滑に利用できます。
さらに、荷物が届くとスマートフォンへ通知が送られる電子式もあり、配達状況をすぐに確認できる点も安心材料です。
加えて、シェアリングエコノミーの拡大に伴いフリマアプリを利用する入居者が増えたことも、荷物量増加の一因といえます。
費用
宅配ボックスの設置費用は方式によって異なりますが、ダイヤル式12ボックスで約60万円、電子式は80〜100万円が目安です。
電子式は月額5,000〜15,000円程度の保守費用がかかるものの、入居者満足度の向上に加え、物件の付加価値が高まり、家賃の維持や増額につながる可能性があります。
国や自治体の補助制度を活用すれば、国土交通省の住宅・建築物脱炭素化支援事業のように、最大22万円の助成を受けられる場合もあり、投資回収期間の短縮が見込めます。
一般的に回収期間は5〜7年程度とされ、設備の寿命まで考慮すれば、オーナーにとっては長期的なメリットが期待されるでしょう。
なお、高機能タイプではタッチパネルや多言語表示が標準装備されており、インバウンド需要を見込むエリアでも競争力を高める要素となります。
防犯
宅配ボックスは、対面での受け取りを避けられるため、一人暮らしの女性や高齢者でも安心して荷物を受け取ることができます。
置き配に比べて、盗難やいたずらのリスクが低く、高価な商品や個人情報を含む荷物でも安全性が高まります。
また電子式には、利用履歴の自動記録や監視カメラとの連携、遠隔ロック解除などの機能があり、トラブル発生時の原因追跡が容易です。
モデルによっては、扉のこじ開けを検知してアラームを発報する仕組みも備えており、共用部の防犯カメラと併用することで抑止力が向上します。
ただし、停電への備えや定期的な保守が前提となる点は把握しておく必要があります。
▼この記事も読まれています
賃貸物件で必要な初期費用とは?敷金・礼金・仲介手数料を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
都内の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件に設置されている宅配ボックスのデメリット

ネットショッピングの普及で人気が高まる一方で、宅配ボックスには見落としがちなデメリットもあります。
以下では、宅配ボックス付き賃貸物件を検討する際に知っておきたい注意点を詳しく解説いたします。
共同利用
宅配ボックスは共用設備であるため、設置数は総戸数の30〜35%が一般的です。
週末や繁忙期には全ボックスが満杯になりやすく、結果として再配達が必要になることもあります。
また、荷物を長時間取り出さない入居者がいると他の住民が利用できず、不満やトラブルの原因となる点にも注意が必要です。
なお、利用状況をモニタリングし、混雑を可視化するシステムを導入している物件もありますが、導入コストとのバランスが課題となります。
さらに、複数の配送業者が入れ替わりで利用するため、ガイドラインを策定し掲示しておくことでトラブルの抑止に役立ちます。
管理費
宅配ボックスには、定期点検や部品交換が欠かせません。
電子式の場合、修理費用が高額になることもあり、維持コストは共益費や管理費に反映されるため、契約前に負担額の内訳と将来的な増額リスクを確認することが大切です。
物件によっては、個別に利用料が設定されている場合もあるため、事前に該当項目を確認しておきましょう。
また、ダイヤル式であっても、腐食や番号盤の摩耗が発生すれば交換費用がかかり、築年数の経過に伴いランニングコストは増加する傾向があります。
そのため、管理組合があるマンションでは、修繕積立金から費用を充当するかどうかも重要な検討事項です。
なお、地方都市では保守会社が限られている場合があり、出張費が加算されるケースもあるため、地域ごとの価格差にも注意が必要です。
盗難
暗証番号式などセキュリティ性能が低い機種では、番号の流出や不正操作による盗難事例が報告されています。
また、設置場所が外部から見えやすい場合や、ボックス自体が簡易構造の場合は狙われやすくなるため、高額品を受け取る際には、宅配業者の手渡しや対面受取指定を検討するなどの自衛策が必要です。
宅配ボックスは建物附帯設備として火災保険や共用部賠償の対象となる場合がありますが、個人の荷物は補償範囲外となることが多いため、盗難時の補償条件は事前に確認しておくことが重要です。
なお、電子式の高機能モデルではログ解析により不審な開錠を特定できますが、プライバシー保護の観点から運用ルールの整備も欠かせません。
▼この記事も読まれています
賃貸の内見はどう進める?持ち物や日当たりの確認方法についても解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
都内の賃貸物件一覧へ進む
宅配ボックスの機械式と電気式の種類やサイズの違い

宅配ボックスには、大きく「機械式」と「電子式」の2種類があり、それぞれ機能やコストが異なります。
60・80・100・120サイズといった複数のボックスを組み合わせることで、多様な荷物形態に対応できます。
機械式は、ダイヤルやテンキーで解錠する構造のため、電源が不要で故障リスクが低く、導入コストを抑えやすい特徴があるでしょう。
一方、電子式はICカードやスマートロックと連携し、解錠履歴をクラウドで管理できるなど高機能ですが、停電対策や定期保守が必要です。
また、受取サイズは60・80・100・120の4区分が一般的です。
60サイズは小型家電やA4書類、80サイズは2Lペットボトル6本入りケース、100サイズは衣装ケースやスニーカー箱、120サイズは小型キャリーケースや米10kg袋が収まる大きさです。
そのため、物件ごとに複数サイズを組み合わせて設置することで、日用品から大型荷物まで柔軟に対応でき、住民の満足度向上につながります。
さらに、雨風の影響を受けにくいエントランス内に設置することで、ボックスの劣化を抑制でき、結果として保守費用の低減が期待されるでしょう。
なお、新築物件では意匠性を重視し、宅配ボックスとメールボックスを一体化したデザインも増えており、外観価値の向上に寄与しています。
一方、設置には共用部の電源容量や消防設備との離隔距離など、建築基準を満たす必要があるため、後付けリフォームでは配置スペースの確保が課題となります。
既存建物に後付けする場合は、壁面強度やアンカー位置を事前に確認しなければ、重量物による転倒事故を招く恐れがあるでしょう。
そのため、導入前に専門業者へ現地調査を依頼し、設置可否や最適なユニット構成を把握しておくことが望まれます。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の契約期間はなぜ2年が多い?途中解約したらどうなるか解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
都内の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
宅配ボックス付き賃貸物件は、不在時でも荷物の受け取りが可能な点で、忙しい方にとって利便性の高い設備です。
一方で、利用方法のルールや管理費などの費用が発生する場合もあるため、契約前に確認が必要です。
設置状況やボックスの容量は物件によって異なるため、生活スタイルに応じた選択が大切になります。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
都内の賃貸物件一覧へ進む
サン麻布不動産
麻布十番を拠点に、お客様の大切な資産である不動産と真摯に向き合う不動産会社です。
私たちは、不動産を売買して終わりではなく、お客様の生涯のパートナーとして、ライフスタイルの変化に合わせた最適なご提案をいたします。
グループ会社との連携による独自のサービスで、お客様の不動産価値を維持・向上させ、豊かな暮らしをサポートします。
■強み
・戸建て専門の管理会社「家メンテ」と連携
・全物件インスペクション実施の信頼性
・グローバルな不動産投資サポート
■事業
・不動産売買・仲介
・家メンテ事業
・不動産コンサルティング