空き家を売りたいときに有効な方法とは?売却にかかる費用や税金も解説!

空き家を売りたいときに有効な方法とは?売却にかかる費用や税金も解説!

空き家を売りたいときは、事前に売却方法を把握することがおすすめです。
売却方法が適していないと、売れるまでに時間がかかってしまうかもしれません。
そこで今回は空き家を現状のままで売却する方法と、更地にしてから売却する方法について解説します。
売却にかかる費用や税金も解説しますので、空き家の売却を検討されている方はぜひご参考にしてください。

売りたい空き家を現状のままで売却する方法とは

売りたい空き家を現状のままで売却する方法とは

空き家を売りたいときは、大きく分けて2つの方法があります。
1つは空き家を現状のままで売却する方法、もう1つは空き家を解体してから売却する方法です。
空き家を現状のままで売却する方法には、さらに2つの方法があるので確認しておきましょう。

空き家を現状のままで売却する際の2つの方法

空き家を現状のままで売却する方法には、中古住宅として売る方法と、古家付き土地として売る方法があります。
売りたい空き家の状態が比較的良好な場合は、中古住宅として売り出してもスムーズに売却できる可能性があるでしょう。
ただし、売りたい空き家の築年数が古かったり、状態があまり良くなかったりする場合は、買主がなかなか見つからないことが考えられます。
そのようなときに検討したいのが、古家付き土地として売る方法です。
これは、空き家には値段を付けずに土地とセットで売り出す方法です。
中古住宅としては売却が難しそうな空き家でも、この方法なら買主が見つかる可能性が高まるでしょう。

空き家を現状のままで売却する際の2つの方法のメリットとデメリット

空き家を現状のままで売却する際の2つの方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらを選択するか考える際は、メリットとデメリットを判断材料の1つにすると良いでしょう。
中古住宅として売却する方法のメリットは、空き家の売却金を得られることです。
ただし、空き家の状態によっては売却に時間がかかる可能性があります。
売却のためにリフォームが必要になると、費用がかかるデメリットも生じます。
一方、古家付き土地として売る方法のメリットは費用や手間がかからないことです。
リフォームや解体の必要がないので、ほかの方法よりも負担が少ないでしょう。
デメリットは、売却価格が相場よりも安くなる可能性があることです。
解体やリフォームをせずに売却するため、その費用や手間の分を価格に反映させる必要があるからです。
また、価格を付けなくても、なかなか売れない可能性があることには注意しなくてはなりません。
たとえば、土地を探している方にとって空き家は不要であるため、検討対象から外れてしまう可能性が高いでしょう。
空き家の状態によっては、リーズナブルな中古住宅を探している方にも避けられてしまうことが考えられます。

売りたい空き家を解体して更地にしてから売却する方法とは

売りたい空き家を解体して更地にしてから売却する方法とは

空き家を売りたいとき、現状のままでは売却が難しいかもしれないと思うことがあるでしょう。
そのようなときにおすすめなのが、売りたい空き家を解体して、更地にしてから売却する方法です。
この方法もメリットとデメリットを把握したうえで検討することが大切なので、それぞれ確認しておきましょう。

更地にしてから売却する方法のメリットとは

売りたい空き家を解体して、更地にしてから売却する方法のおもなメリットは以下の3つです。

●古家付き土地よりも高く売れる可能性がある
●早く売却できる可能性がある
●空き家を管理する必要がなくなる


先述のとおり、古家付き土地は解体やリフォームをしない分、相場よりも価格を安くする必要があります。
その点、空き家を解体して土地だけを売り出す場合は、相場に近い価格で売れる可能性があるでしょう。
また、空き家が原因で検討対象から外れることがなくなるので、スムーズに売却できる可能性も高まります。
そして、空き家を管理する必要がなくなることも更地にする方法のメリットです。
空き家の老朽化を防ぐためには、定期的に管理をしなくてはなりません。
放置していると老朽化が急速に進み、売却に支障が生じる可能性や、損壊や倒壊などによって近隣に迷惑をかけてしまうリスクが高まります。
けれど、空き家の管理には手間や時間がかかるので、売れるまで続くと負担を感じることがあるでしょう。
空き家を解体するとその時点で管理が不要になるので、負担が続く心配がなくなります。

更地にしてから売却する方法のデメリットとは

売りたい空き家を解体して、更地にしてから売却する方法の大きなデメリットは、解体費用がかかることです。
解体費用の相場は空き家の広さや建材などによって変わりますが、100万円以上かかるケースが多いので大きな出費になるでしょう。
また、解体する際は手続きや工事などに時間がかかるので、すぐに売り出すことができません。
一刻も早く売りたい方には、その時間がネックになるでしょう。
さらに、費用や時間をかけて解体しても、必ずしも売却につながるわけではないことにも注意が必要です。
中古住宅の需要が高い場合は、更地にすると不利になるかもしれません。
このように、どの方法も一長一短であるため、空き家を売りたいときは費用や時間、需要などから総合的に判断して適切だと思われる売却方法を選びましょう。

空き家を売りたいときに押さえておくべき費用や税金とは

空き家を売りたいときに押さえておくべき費用や税金とは

不動産の売却にはお金を得られるイメージが大きいかもしれませんが、費用や税金もかかります。
そのため、空き家を売りたいときは売却方法だけではなく、費用や税金についても把握する必要があります。
とくに押さえておきたい費用や税金について、確認しておきましょう。

空き家を売却する際にかかる費用や税金①私物の処分費用

空き家を売却する際は、原則として私物のない状態にする必要があります。
私物の処分にはさまざまな方法があり、専門業者に依頼すると一戸建てで20万円~60万円ほどの費用がかかると言われています。
処分費用は荷物の量などに応じて変わるので、できるだけご自身で処分しておくと費用を抑えることができるでしょう。

空き家を売却する際にかかる費用や税金②解体費用

空き家を解体して更地にしてから売却する方法を選択した場合は、解体費用がかかります。
解体費用の目安は、木造一戸建てのケースで1坪あたり3万1,000円~6万5,000円ほどです。
なお、解体する場合も私物の撤去が必要で、専門業者に依頼する場合は先述した処分費用が発生します。

空き家を売却する際にかかる費用や税金③相続登記費用

相続登記とは、相続した不動産の名義を被相続人から相続人に変更するための登記です。
不動産は、基本的に名義人しか売却できません。
そのため、相続した空き家を売りたいときは相続登記が必要です。
相続登記をおこなう際は、固定資産税評価額の0.4%の登録免許税がかかります。
また、必要書類の取得に5,000円~2万円ほどの費用がかかり、手続きを司法書士に依頼する場合は5万円~8万円ほどの報酬が発生します。

空き家を売却する際にかかる費用や税金④譲渡所得税

譲渡所得税とは、不動産売却によって生じた利益である譲渡所得に課される税金です。
空き家を売却して譲渡所得が生じた場合は、翌年に確定申告をおこない、譲渡所得税を納めなくてはなりません。
譲渡所得税の税率は不動産の所有期間によって変わり、5年以内なら39.63%、5年を超えている場合は20.315%です。
相続した空き家の所有期間は、不動産を購入した時点からカウントします。
なお、譲渡所得税には節税につながるさまざまな特例が設けられているので、譲渡所得が生じたときは要件を確認しておきましょう。

まとめ

空き家を売る際の大きなポイントは、売却方法です。
どの売却方法にもメリットとデメリットがあるので、さまざまな面を比較検討したうえで、適していると思われる方法を選びましょう。
また、空き家の売却には費用や税金がかかるので、事前に種類や金額の目安などを確認して支払いに備えましょう。